受診前にお読み下さい:新型コロナウイルス感染症に関してお願い

新型コロナウイルス感染症に関してお知らせとお願い

◎各種『指針』の勧告に従わずに診療を行い、新型コロナウイルス感染症の方が受診されますと、医療機関の中で感染の流行が引き起こされる可能性が高まります。

A『発熱や呼吸器症状を訴える患者は、待合室では、他の患者と一定の距離を保つ。呼吸器症状があればサージカルマスクを着用する。』
 受診する方のみならず、同伴されている皆様も同様です。発熱とは、成人37.5℃以上、小児38.0℃以上とされています。マスクの入手について苦労されていると思います。しかも子供たちはマスクを嫌がります。しかし、感染拡大の予防の点からは、マスクをしないで咳をしている場合、当院では対応が難しいため待合室への入室をご遠慮いただきます。
 午後受診される場合、予防接種や乳幼児健診の方との接触を避けるため、たとえ順番予約の順番が一桁台であっても、午後4時以降来院してください。

B『医療従事者は、標準予防策といわれる、サージカルマスク着用と手指衛生を遵守(徹底)する。医療従事者が発熱や呼吸器症状を呈する場合は休職する。』

C『エアロゾルが発生する可能性がある場合、N95マスク、目の防護具、ガウン、手袋の装着が必要。』
 インフルエンザ等の病原体検査のための検体採取、ネブライザーも該当します。したがって、発熱のある場合、また明かに他の原因と推測される場合を除いて呼吸器症状のある場合、咽頭や鼻腔からの病原体の検査は行いません。また、気管支喘息発作を伴っていても、当院では対応ができませんので、それなりの対応のできる医療機関の受診をお願いします。鼻腔ネブライザーも同じ扱いです。発熱のない、後鼻漏のための症状に対しては、これまで通り、積極的におすすめします。

◎環境整備について
 消毒については、感染管理に関する勧告に従っています。来院時には手洗い、手指消毒をお願いします。アルコールが子供たちの目に入る等の事故を避けるため、また、習慣づけるためにも適切な手洗いが良いのではないかと考えます。濡れた手にはアルコール消毒は無効ですので、もし重ねるのであれば、よく水分を取ってからにしてください。
 換気を十分に行うため、外気の取り入れ口を広げ、換気扇を適宜回しております。そのため、騒音が発生しますし、エアコンによる温度調節が十分機能しないことも、また、空気清浄機による花粉除去も十分でないことも起きる可能性があります。

◎休診の可能性について
 当院ではサージカルマスクはあと暫くでなくなります。サージカルマスクの徹底を指示されていますので、サージカルマスクがなくなった場合、発熱のある方と呼吸器症状のある方を診ることはできません。その場合、今後の調査研究で、症状なく新型コロナウイルス感染を拡げる人の割合が一定以上あれば完全に休診しますが、それほどでもないということになっていれば、予防接種、乳幼児健診、皮膚疾患、便秘症などコロナウイルスと無関係と思われる患児の診療は続ける予定です。その際には改めてご案内いたします。また、スタッフの不足のため診療できなくなれば、この場合も休診します。

サブコンテンツ

このページの先頭へ