新型コロナウイルス感染症に関する新たなお願い

新型コロナウイルス感染症を心配して受診される皆様に対して、あまりお力になれないのが本当に残念です。現在の法律と厚生労働省の定めたルールでは、検査に大きな壁があり、その点を問題視する専門家の意見をテレビ等で聞かれた方もあると思います。現在は当院を受診されてもPCR検査も抗原検査も行うことはできません。従いまして確認を求められた場合には当院は無力ですので、他の医療機関に当たってください。抗体検査は、“あの症状がそうであったかどうか”が分かることがありますので、その確認の検査です。

保育園・幼稚園・小中学校において感染が広がりますと、受診される方の中で感染者の割合が今よりもはるかに高くなると考えられます。小児は感染を広げにくいということになっておりますが、皆無ではないと考えられます。インフルエンザのような感染症になってしまえば状況は変わりますが、しばらくは次のような対応にさせていただきます。

保育園・幼稚園で感染者と接触した可能性がある2歳未満の幼児(マスクを推奨されていない)は、当院での対応は困難です。平熱で予防接種や健診も、園での感染者がでなくなって14日を経過するまではご遠慮いただきます。また、そのご家族(2歳以上)は発熱していれば、同様に当院では困難です。

学校で感染者がでている場合、発熱している方も同じです。解熱して48時間を経過していれば呼吸器症状があっても診察いたします。

大人から小児に感染することもあります。ご家族がコロナウイルス感染症に罹患しているか濃厚接触者である場合には、やはり来院をご遠慮いただきたいと思います。14日経過すればその必要はありません。

慢性疾患のための処方は可能ですので、これまでどおり処方箋を発行いたします。

48時間以内に体温が平熱を超えた方には、電話で予約をとっていただくことにしておりますが、周り(ご家族、園・学校、その他)での感染状況を伺うために質問させていただきますが、ご了承ください。

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