院内トリアージ実施算定について

3月1日より、厚生労働省の通達による院内トリアージ実施料として保険診療では300点を、適応のある場合(発熱、せき、鼻汁、のどの痛み、だるさ、嘔吐、下痢など)に対して当院でも算定させていただきます(算定しないこともあります)。自己負担分として3割では900円になります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症は、診断または疑われていない人からも感染が起こりうる病気ですので、発熱がない、とか、いわゆる風邪症状がないから大丈夫、とはかならずしも言えません。しかし、上記症状がある場合、それに比べるとはるかに高率で新型コロナウイルス感染症である可能性があります。

現状では感染がおさまらず、次の感染の波は必ず来ると思われます。しかも、変異株の出現によって新たな局面を迎えるものと思われます。

これまで当院では新型コロナウイルス感染症の患者は出ていませんが、それは必ずしも現状の対策で十分であることを示していません。今後小児の感染者の発生、流行がこれまでの大人のようになることを想定して、それに備えなければならないと考えております。

現在は考えておりませんが、マスクをできない年齢の子供たちが大声を出して叫ぶことによって集団保育の現場で感染が広がる事態になれば、普通の小児科医院で診察を受けるのは困難になってくるかもしれません。

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