2022年7月22日からのコロナに対する追加の対応について
コロナウイルス感染症第7波が始まっております。コロナウイルスの感染力は確かに強くなってきているようです。これからしばらく感染規模の縮小は見込めないと思われます。保育園、幼稚園、学校での流行、家庭内での感染拡大も予想されます。
7月22日金曜日より当面の間、次のような追加の対応をとらせていただきます。
当院を受診希望の、72時間以内に発熱のあった方は、当院受診前日又は当日、(1)発熱外来のある医療機関で陰性を確認された場合、(2)もしくは、ご自宅で新型コロナウイルス抗原検査を行い陰性を確認された場合、いづれも検査結果を確認した後で、予約を取って受診していただくようにお願いします。もし検査の実施が無いようですと、申し訳ありませんが、予約はキャンセルさせていただきます。
幸いなことに、抗原検査キットは以前よりは入手しやすくなっています。「体外診断用」と表示のある検査キットを使ってください。入手できなければ「研究用」と書いてあるものでも構いません。市中の薬局で入手できない場合は、当院からもお求めいただくことができます。
ご存じのように、無症状であればコロナウイルス感染症はないと断定することはできません(無症状感染者かもしれませんし、必ずしも発熱しない場合もあります)ので、本来なら全ての外来受診者が対象となるのかもしれませんが、現実的には困難です。RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス、溶連菌、尿路感染症、川崎病、突発性発疹、手足口病、ヘルパンギーナ、その他発熱する疾患は多く、発熱した患児を診ないということはできません。
院内では(外ではなく)、咳や鼻水などの上気道症状がある2歳以上の方はマスクをしてください。院内では走り回らず、他の受診者とは距離をとって、静かにお過ごしください。難しければ外でお待ちいただくこともあります。(無症状の方もマスクをされることをお勧めいたします。)
新型コロナウイルス感染症に罹患した方は、受診が必要であれば、「自主療養」の期間が終わってからお願いします。その間、継続的に内服、外用している薬が切れる場合、保護者に処方箋を発行いたします。